Lady Green English Salon

英語講師LadyGreenのブログ。現在、翻訳スクール通学中。英語のことを中心に、色々と書き綴っています。

完璧な英語 

10月からの復学を前に、短期のサマーコースを受講してきました。
チェッカーの講座です。なかなかに面白かったです。
翻訳の仕事が発生してからどういう流れで仕事が進むのか。
チェッカーがする仕事、翻訳者がする仕事、プルーフリーダーの仕事など
色々な作業の工程が見えてきて、これまで漠然としてしか見えていなかったことがちょっとわかった気が。
ベテラン翻訳者の講師から色んな話を聞けたのはとても勉強になりました。

チェッカーを経験してから翻訳者になる人、経験せずに翻訳者になる人、それぞれです。
良いチェッカーが良い翻訳者になるとは限らないし、その逆もまたしかり。
求められることが違うから、適性も違うわけです。


果たして自分はどうであろうか、と考えてみましたが、実際に授業でチェック作業をやってみて
「自分はあんまり向いてないかも」という気もしました。
結構見逃しますね、小さなミス。
これはかなり集中力と緻密さの必要な仕事だなぁ。

色々とお話しを聞きながら、教えられることもたくさんあり、
また翻訳者、チェッカー、プルーフリーダーそれぞれの大切さも教えられ。
こうやって、翻訳のクオリティーを維持していくのだなぁと。
当たり前のことですが、一人で仕事をしているわけじゃない。
色んな人が関わって、仕事が進み、翻訳が仕上がっていくのです。
そういうことを知っているのと知らないのとでは、仕事の取り組み方が変わってくるような気がします。
そして、助けてくれる色んな人たちに感謝できそうな。
まぁ、もちろん、逆にイラッとすることもあるでしょうが(笑)

先生の言われたこと、色々と心に残ったことはありますが、一番印象に残ったこと。
「50点の翻訳をプルーフで70点にすることは何とか出来ても、
もとが30点のものを70点に、50点のものを90点にすることは出来ない。
最初の翻訳が一番大切なのだ」ということ。
翻訳者の力量が、まず求められる。
だから、「ネイティブチェックが入るから大丈夫♪」というのではなく
少しでも質の高い翻訳を出来るように日々鍛錬していくことが大切ですね。

改めて翻訳の奥深さを思い知らされ、また語学というものの奥深さも思い知らされました。
そしてまた、英語講師としても思うところが色々とありました。

どこまで勉強しても、結局完璧な英語などあり得ない。
日本人がネイティブと同じ言語感覚を身に付けることは出来ない。
それを肝に銘じた上で、学習を続けていくことが大切。
傲慢にならずに謙虚に学習すべし。
そしてまた、プロの翻訳者ですらそうならば、多くの日本人英語学習者が
ネイティブのような英語や間違いのない完璧な英語を目指すのは
出だしの段階でそもそも無理なのだ。
にも関わらず、そこを目指して挫折する人が多いのではないか?

完璧を目指して勉強するのではなく、今より少し上を目指して勉強していけば
少しづつ英語力は磨かれていって、実力を上げていけるのではないかな?
自分に対しても他人に対しても厳しすぎずに、今の自分のベストを出して
昨日の自分よりもベターを目指していけばいいのじゃない?

と、そんな風に思いました。

さて、10月復学したいのですが、大学後期の授業が思いのほか大変そう・・・。
出来るかなぁ・・・とちょっと不安になってきております。
どの仕事も大事な仕事だから、ちゃんとしたい。
そうすると、どうしても時間がかかっちゃうのですよね、トホホ。
要領よく仕事をこなせる日は永遠に来ないのでは?
いや、これも完璧主義な自分に問題があるのかも。
100点目指さずに70点位を目指していくべし、ですね。
で、後はプルーフリーダーに任せてしまいましょう!
そして、気長に力つけていこうっと。


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