Lady Green English Salon

英語講師LadyGreenのブログ。現在、翻訳スクール通学中。英語のことを中心に、色々と書き綴っています。

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生と死を見つめる

  24, 2009 13:12
『おくりびと』オスカー受賞しましたね。

主演の本木雅弘さんは10年以上も前から映画化を目指されていたとか。
感慨もひとしおだったでしょう。

本当に、受賞おめでとうございます^^

私はまだ、映画見てないんですけどね

納棺師を主人公に、生と死をおだやかに見つめる、
そんな映画みたいですよね。

生と死は切り離すことのできないもの。
生があるから死があり、
死があるから生がある。


話変わって、今、『白洲正子の生き方』という本を読んでいます。
白洲正子といえば、お能。
お能抜きには白洲正子を語れない。

彼女はお能の何に惹かれたのか。

私はお能の何に惹かれるのか。

一言では語れないけれど。

能舞台には生と死が混在しているんです。
主人公はたいていこの世のものではない存在。
多くの場合、死者の霊であったりします。
生前の苦しみを語ったり、死後もまだ癒えない悲しみを語ったり。
そして、最後にはまたあの世に帰っていく。

奇麗事では片付けられないものがあり、
ドラマのようにHappy Endになるわけでもなく、
にも関わらず、ある種の救済があり癒しがある。
生と死をあるがままに受け入れて、
苦しみも悲しみも喜びもあるがままにうけいれて、
人間の弱さも強さもあるがままに受け入れる。

そこに癒しがあるような気がします。

映画『おくりびと』を見た人が、
生と死をあたたかく見つめる中である種の癒しを感じるなら、
それはお能を見て私が感じる癒しと似ているのかもしれない。

いや、やっぱり全然違うのかもしれないですけど

でも、今、死というのが多くの人にとってリアルでないのかもしれません。
現実的でないのかもしれません。
身近に感じられないのかもしれません。
死がリアルに感じられないと、生もリアルに感じられないのかもしれません。

『おくりびと』のオスカー受賞は、私も素直に嬉しいです。
でも、単純に「日本文化が世界に認められた」っていうんじゃなくて、
私たち日本人もこの映画を見て、学ぶことがあるって気がします。
日本人が忘れている、忘れかけていることが、描かれているのかも。
世界が認めて初めて見直す自国文化。
って、結構これまでの日本人のパターンかもしれませんね。

私も見に行こうかな~。

って、ただのミーハー?!

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