Lady Green English Salon

英語講師LadyGreenのブログ。現在、翻訳スクール通学中。英語のことを中心に、色々と書き綴っています。

能楽堂へ行こう 

久しぶりに能楽堂に足を運びました。
数年ぶり位でしょうか?
行きたいなぁと思いながらなかなか行けずにいたんですが
外国人の友達が「行ってみたい」というので計画を立ててみました。
自分だけだとなかなか行動に移せないんですが
誰かのためとなると「しゃぁないなぁ」と動けるんですよね。


当初は薪能を見に行く予定だったのですが日程が合わず
色々調べてみたところおもしろそうだったのが
山本能楽堂で開催されていた初心者向けの演目。
講談、奇術、能、落語の4つをちょっとずつ体験できるというもの。


調べてみて感激したのはなんとこちらの能楽堂では
外国人向けに英語のパンフレットがある!
演目についての説明ではなく、
それぞれの芸能についての歴史や特徴についての説明。
それでも、これまで能楽堂でそういうの用意してくれるとこは
正直あまりなかったのでこれは嬉しい。


でも、講談と落語は日本語わからないとつまんないかも、
と思って「どうする?」と確認したら「それでもいい」と言うので
チケット予約して行ってまいりました。


一見こじんまりした建物で
ここに能舞台があるの?って感じなんですが
廊下を抜けて中に入ると存在感たっぷりの能舞台が
どどんっと構えていて「おおっ」と思います。
友人もNiceと言っていました。


決して広くはなく、観客席も数十人位しか入れない感じですが
そのこじんまりさがかえって良い感じです。


舞台の脇にスクリーンがあって
日本語、英語、ハングルの字幕が映し出されます。


日本の伝統芸能を少しでも多くの人に知ってもらいたい。
そんな気持ちが伝わってきます。


小腹を満たしてくれるおこわ飯とお茶つきです。


間にちょっとした体験コーナーもあって
客席から数名のお客様が舞台に上がり、
お能のすり足を教えてもらい能面をつけて舞台を歩いてみます。
みなさん危なっかしい足取りです(笑)


講談、奇術、体験コーナーを挟んで
お能(後半の舞の部分のみ)、落語。
2時間位で4,500円。
けっこうリーゾナブルで盛りだくさんな内容。
また誰かつれて見に行きたいと思います。


それにしても、やっぱ日本の伝統芸能はいいなぁ。
なぜかわかりませんが何だかほっとします。
私の中のJapaneseな部分が目覚めるんでしょうか。


お能の囃子や謡を聴きながらシテが舞台を舞うのを見ていると
なぜだかワクワクしてきます。
お能の舞台というのはシテだけでは成り立たない。
ワキや囃子、地謡がいてこそシテが舞える。
みんなの力が合わさって初めて成立するのです。
主役も脇役も裏方も、みんな大事。
どれが欠けても成り立たない。


みんなそれぞれに自分の役割を演じている。
それも黙々と、無駄なアクションもなく、
するべきことをしてるって感じ。


普通のお芝居だと始まりと終わりがちゃんとあって
ここでみなさん拍手して下さいねっていうのがあり
終わったら皆でわーっと拍手して立ち上がったりとか
そういうのがあるのだけれど、
一方お能はいつの間にか始まっていつの間にか終わってる。
拍手のタイミングがわからない。
っていうか、実は拍手はしなくても良いのです。


ある意味とってもそっけない。


好きに見て好きに感じて余韻を楽しんで
拍手したけりゃどうぞってな感じです。


そんなそっけなさが好き。


あ~やっぱり日本人で良かったなぁ。
私ってやっぱり日本人だよなぁ。
とお能を見るとしみじみ思います。


英語勉強してるとつい西洋かぶれみたいになりそうなので
たまにこういう日本文化にどっぷり浸るのは良い気がします。
やっぱり定期的に能楽堂に足を運びたいなぁ。


一緒に行った友人も大いに楽しんでくれたよう。
お能の音楽(お囃子)が気に入ったのと
落語が楽しかったよう。


終了後にアンケートを書いて外に出たら
その落語家さんがいらっしゃった。
「日本語よくわからなかったけど
落語が一番おもしろかったって言ってますよ」
って伝えたら嬉しそうにしてました。
私もなんだか嬉しかったです。


とっても良い一日でした。
こうやって外に出られて能舞台を見れて
あ~幸せだなぁ~と思いました。
明日から入院だけど、がんばろ~う。


ちなみに、伝統芸能に興味のある方、
山本能楽堂のホームページをのぞいてみて下さい。
関西にお住まいの方は是非一度行ってみて下さ~い。


山本能楽堂

Evening of Traditional Osaka Performing Arts




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