Lady Green English Salon

英語講師LadyGreenのブログ。現在、翻訳スクール通学中。留学経験なしでどこまで英語力を上げられるか、よりナチュラルな英語を目指して今も修行中。

言葉の息遣い

翻訳スクール第1回目の課題をなんとか仕上げました。
英日、日英ともに合わせて10時間近くかかった気がします。
こんなスピードじゃ仕事にはなりませんね(汗)
まぁ、実力不足なので仕方ない。


最初、2時間位かけてそれぞれ仕上げて、
プリントアウトしたものを最初から読み上げてみて
再度修正をかけていきます。
この表現おかしくないかな?もっと相応しい表現がないだろうか?


そうやって見直しをし出すと、きりがない位に深みに嵌っていきそうです。
なので、程よい所できりをつける。


考えて考えて、「あっ」と思いつくこともあるんですが、
考えても考えても言葉が思いつかないこともあります。
修正したところをもう一度修正し直して、結局最初の表現に戻ってたり。


難しいわ。


でも、どんなに頑張ってみたところで、自分の実力の限界というのがあります。
時間さえかければすばらしい訳が出来るというわけではありません。
これから勉強しながら身に付けていかなくては。


来週に先生に提出して、その翌週に添削結果を返してもらえます。
どんな風にチェックが入れられるかちょっと楽しみでもあります。


翻訳の勉強をしよう!と決意して、課題に取り組み始めて、
それ以来これまで以上に言葉に対して敏感になっている気がします。
英語も、日本語も、どちらもです。


特に日本語は、これまで何気なく読んでいた言葉が、
何か特別なものとして響き始めるような感覚。
母語である日本語は特に、これまであまり言葉遣いを気にとめていなかった気がします。
本を読んでいても、内容に意識が向いていて、言葉遣いには意識が向いていなかった。
でも、そこに意識を向け始めると、言葉というものの深さに驚かされる気がします。
言葉に込められるメッセージの何と深いこと!
そして、私たちは何と無意識に言葉を使っているのか!


文法や用法の正しさだけでなく、言葉の持つ響きだったりニュアンスだったりリズム感だったり。
言葉というのはただ内容を伝えるだけではなく、心を伝えるものでもあるのだと思います。
同じ内容を伝えていても、選ぶ言葉が違えば相手の心に違う印象を残す。
なんか、言葉って魔法のようだなぁ。


ああ、言葉って、面白いなぁ。奥が深いなぁ。


上手に翻訳できるように、もっと自分の言語センスを磨いていきたいなぁと思います。


日本語の本ももっと読もう、と思い、本棚から昔読んだ本を取り出してみました。
いろいろ、読み返してみよう。まずは、この本。


あなたの中の秘密のあなた (PHP文庫)あなたの中の秘密のあなた (PHP文庫)
(1991/11)
遠藤 周作

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遠藤周作さん、大好きなんです!
日本語の勉強を、と思って読みながら、気がついたら彼の世界に引き込まれていました。
やっぱり作家さんってすごいな。


洋書も新しいものを読み始めました。
ちょっと悩みましたが、今回は文学的な作品に。
Kazuo Ishiguroです。


Never Let Me GoNever Let Me Go
(2011/12)
Kazuo Ishiguro

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まだ読み始めたばかりですが、彼の世界が少しずつ見えてくるような気がします。
どんな言葉を使う人なんだろう。
ストーリーだけじゃなく、言葉の息遣いを感じられればなぁ。


ああ、勉強するのってやっぱり楽しい!
私にとって一番の生きる原動力になっている気がします。



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Comments

いいのかわるいのか

たぶん(としか言えないレベルなので)翻訳の方面で
腰をすえてやろう、と腹をくくると
英語学習的な、いわゆる英語の王道から
どっと逸れていくような気分になるのかも?と
最近思うようになりました。
英検やトイックを教える先生だと
それようの対策をしてテクニックを伝授したりするじゃないですか?
ところが実務翻訳などの英文和訳の基礎を受講してても
「これって習うより慣れろだなぁ」
としみじみ思ったりします。
よいわるいの二分法でくくれないんです。
きっとどんどん英文を読んで訳していくのが
遠くて近いってことなんかもしれませんね。

2014.04.19(Sat) 00:42       sylphide1832 さん   #-  URL       

Re: いいのかわるいのか

シルフさん

結局のところ、頭で理解するよりもやってみながら習得していくのかもしれませんね。
例えばTOEICにしても、コツのようなものはあるけれど、それだけで出来るようになるわけではないし。
慣れというのは大事ですよね。

翻訳することに慣れるということが必要なのかもしれません。

ま、地道にやっていくしかないでしょうか。

2014.04.19(Sat) 21:07       lady green さん   #-  URL       

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