Lady Green English Salon

英語講師LadyGreenのブログ。現在、翻訳スクール通学中。留学経験なしでどこまで英語力を上げられるか、よりナチュラルな英語を目指して今も修行中。

永遠のゼロ 

今週はちょっと仕事が暇なもので、姉のところに2泊3日でお泊りしてきました。
姉のとこにお邪魔してると家事は何にもしなくていいのでめっちゃ楽。
楽すぎて暇(笑)そして暇すぎて何気に疲れたりもします。
やっぱり自分の家と違うのでなんか落ち着かないのです。
しかし、久しぶりに子供たちに会えたので嬉しい。
姪っ子の誕生日だったので、プレゼント買ってあげたところ、
その玩具でお兄ちゃん達が大喜びで遊んでました。
ま、いっか。


姪っ子は今かわいい盛りで、しかも私になついてくれているので尚更かわいい!
男の子もかわいいけど、女の子もまた違ってかわいいなぁ。


しかし、ずっと子供の相手をしているとやっぱり段々疲れてくる。
みんなが寝静まった後に一人になるとなんだかホッとしたりもして。
子育てしてる母はみんな大変だなぁ、えらいなぁと思います。
あとキッズ英語の先生もえらいよな。
私はやっぱり無理ちゃうかなぁ。
子供は好きだし、子供と遊ぶのも楽しいけれど、毎日は大変だ~。


ちなみに今日は子供たちが学校に行ってる時間に、久しぶりに映画のDVDを見ました。



永遠の0 Blu-ray通常版永遠の0 Blu-ray通常版
(2014/07/23)
岡田准一、三浦春馬 他

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この映画、劇場で公開中にうちの父が見に行ってたんですよね。
戦争ものが好きな父にはなんか物足りなかったようで
「あんまりやったわ」と言ってたのですが、
うちの生徒さん数人から「お勧め」と言われていたので、気になってたのです。
これ、父親世代よりも若い人向けなのかもしれないなぁ。
現代の若者(春馬くん)が祖父(岡田くん)のことを調べていくっていう設定で、
時代を行き来して物語が進んで行く。
現代と戦時との対比が見事で、戦時だけを描くよりもリアルに戦争を感じる気がします。
今の時代を生きる私たちに訴えかける力があります。


なんか、ものすごく考えさせられる映画でした。


命の重さ、平和の尊さ。


そういうことを真剣に考えさせられる。
今の時代に生まれてきたことは、すごく幸せなのかもしれない。
平和な日本という国に生まれてきたことは幸せなのかもしれない。
でも、その幸せが当たり前になりすぎて、大切に思わなくなっているのかも。
だからこそ、戦争の記憶を風化させずに、伝えていかなければいけないんですよね。


そんな風に思いながら、「いや今の世の中は本当に平和なのかな」とふと思いました。
日本は戦争してないけれど、世界では今も戦争が絶えない。
そして、あの時代とは違う形での「戦争」が毎日起こってるんじゃないかな。


戦争の場面の数分後に映し出される現代の平和な世の中。
さっきまでとうって変わった穏やかな時間。


私は、母を看取った後のことをふと思い出しました。
そしてその後の自分の闘病のこと。


病院で見たいろいろな光景。心の中の葛藤。
でも、外の世界に一歩出てみると、そこには何事もなかったかのような
日常の平和な時間が流れている。


時々、その平和な時間に上手くなじめないことがあります。
映画の中で、春馬くんが友達や女の子たちの話の中に溶け込めずに浮いてしまったように、
平和で陽気なくだらない話で笑いあうことが上手くできなかったことがあります。


戦争で生き残った者たちがその後の人生をどう生きていくのか。
それは震災や事故で生き残った人たちがその後の人生をどう生きるのか
ということにもつながっているし、
病気で命を落とした人生き残った人との境目は何なのかということでもある。


戦争映画を見て、「今は平和で良かったね」とか
「二度と戦争を起こしてはいけない」とか言って終わるのはたぶんちょっと違う。
それはどこか他人事な感じ。
そういうのではない何かを、この映画に感じました。
しばらくこの余韻が続きそう。


初めて乳がん宣告を受けて手術をして以来、
常に私の中にはある種の葛藤のようなものがあって、
私の中に白い自分と黒い自分がいるような。
そういうものを何とかしたくって、カラーセラピーやってみたり色々したんだけど。
今もなんかもやもやっとしたものがあって、
幸せすぎたり平和すぎたりすると「いいのかな、ほんとに」と思う。
能天気に生きれないんだよな。かといって悲劇的なのもいや。


自分だけ幸せになっちゃいけない、みたいな気持ちもある。
かと言って、不幸にもなりたくはない。


不幸よりも幸せなほうがいいし、戦争よりも平和の方がいい。
しかし、平和が当たり前すぎると人は争い始める。


とにかく、子供たちが笑顔でいれる世の中であって欲しいなぁと、
子供たちを見ながら思い、それでいて平和は当たり前じゃないんだよ
ということもちゃんと知って欲しいなぁと思い。


なんて、色んな事を考えさせられた映画でした。
若い人達に見て欲しい映画だな。






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Comment

Name - 大阪の主婦  

Title - 

考えさせられるこというな~。。いつもLADYGREENさんは。。。。(涙)

私も日常、あのブログで書いてるトーンとは違う自分がいてね。。
3つの自分がいるわ。

冷静で冷酷な自分。

泣き崩れそうで怯えている自分。

社会に向かって強く前へ闘い進む外向きの自分。

一日のなかで、それがいれかわりたちかわり出るのよね。

みんなそういう面、持ってると思うけど。

その三つのバランスが崩れたとき、
精神が参るね(汗)

なんとか毎日必死でバランスを取ろうとしてるわ。

子供な~(汗)
私も基本、子供好きじゃなくて、ずっとは疲れる(汗)
社会の風潮で、@こどもはいたほうがいいかな」くらいのノリだっただけに、

ひどい母親と言われても仕方ない(汗)
その反動か、神の配材か、
ずっと世話をしなければならい子供を持つことになったけど(汗)

必ず,MY書斎スペースに座り、一人本棚とか眺めてると心が落ち着くのよ。。。。

明日もお互い元気で。。
2014.11.04 Tue 23:50
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Name - sylphide1832  

Title - 

これは個人的な極私的感想と思ってほしいのですが、
あと10日ほどで亡くなって1年になる亡姉の闘病を見てきた思いがあります。

私塾の事務の方ととても懇意にしてて
彼女がこの映画のDVDを貸してくれたのですね。
で、見たのですが・・・・・。
この平和な日本の中で日常的に特攻隊に突然入隊命令が出たのが
ガンの告知をされた患者なんだということです。
私には2人目の母親代わりだったこともあり、
客観視できないままに見送ることになりました。
後悔ばかりですね。

家族の一員としてそばで見守る立場は、
自分が当事者になるというのと
まったく別物だと思います。
なのでLGさんの真に感じられていることとは
見当はずれかもしれませんが、
常に姉の心に寄り添うように過ごしてきた時間は
患者として闘病していた姉と同じものを共有していたと思いたいです。

日常に死を意識しつつ生きるということから
虚無感にとらわれる時は、
自分だけが深い穴に落ちたような感覚で
どんなにたっぷりな日の光がある中にいても
自分とその他の人の間に越えられない溝があるように思えてしまうのではないですか。

姉もそうやって訴えていました。
大丈夫、私も子どもたちもそばにいるやん?
一人ぼっちじゃないよ、とその都度励ましていました。
忘れたほうがいいのでしょうけど、
忘れてたまるか、という気持ちもあるんですよね。
深い傷が自然と治るにまかせようと思います。

乳がんの治療は罹患人口の多さも相まって
どんどん進化して複雑になってきてませんか?
遺伝子検査も容易になり、
その結果で使える抗がん剤も選択が可能になりますよね?

経済市況のデータ解析を元にした女性アナリストが
医療現場の患者のビッグデータをもとにして
予後の対策を早めに講じられる日がすごそこまで、という
NHK特集を先週末日曜日の夜に見ました。
LGさんを始めとして、再発後からも糖尿病や高血圧患者のように
1病息災で病気と向き合える日が来ますように、
そればかり願っています。
早く~、早く~。
2014.11.05 Wed 09:09
Edit | Reply |  

Name - lady green  

Title - Re: タイトルなし

大阪の主婦さん

ブログでは明るく書いてらっしゃるけれど、きっと色んな葛藤がおありなんだろうなぁと思っています。
お会いした瞬間、「あ、素敵な方だ」と感じたのですが、それは主婦さんの人としての深さみたいなのを感じたからと思うのです。
色んな思いを抱えながら生きているからこその人間力や包容力があるんじゃないかな。

自分の中の色んな部分を受け入れていくことが、生きていく上で必要ですよね。
明るく前向きなだけの自分では心地が悪く、かといって真面目に深刻にだけだと生きにくい。
人間ってそんなに単純ではないもの。色んな面を持っていることでバランス取れて、自分を保っていられるんじゃないかな。そういう振れ幅を持って、ネガティブな気持ちに流されずに、それでいてネガティブを押し込めないっていうのが必要な気がする。

またこういうテーマ、暗くならない程度に書きますので、深く語り合いましょう~。

2014.11.05 Wed 13:38
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Name - lady green  

Title - Re: タイトルなし

シルフさん

シルフさんも見られましたか、この映画。
単なる戦争映画じゃないという気が私はします。
もっと普遍的なテーマじゃないでしょうか。

私は自分が病気した経験と、病気の母を傍でずっと見ていた経験と、
違う立場でそれぞれに感じることがありました。
経験してみなければわからないことが確かにあるし、
それでいて経験してもわからないこともある。

この映画を見て何を感じるかは人それぞれ様々だと思います。
全く違うメッセージを受け取ることもあるだろう。
でも、何が正解かと言う事は私には出来ないです。

同じ場所にいて同じものを見ていても、人によって見える世界が違うのですよね。

人と全く同じ物を見るということは出来ないんじゃないかと私は思っているし、
同じ物を見ているということを証明する手立てもないし。
ただ、相手がどんな光景を見ているのか理解しようとすること、
少しでも近付くことは出来るかなと。

私は結構ひねくれ者だから、「気持ちよくわかるよ」とか言われると
かえって反発してしまったりもします。
でも、わかろうと相手が努力してくれていたら、その気持ちは伝わります。

シルフさんの気持ちはお姉さんにきっと伝わっていると思いますよ。

がん治療はどんどん変わってきていますね。選択肢が増えるその一方で、患者が自分で決めなければいけないことも多く、確信が持てないまま流されてしまうこともあると思います。
正解を求めるのではなく、自分が納得できる道を選ぶことが大切なんだろうと思います。


2014.11.05 Wed 14:12
Edit | Reply |  

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