Lady Green English Salon

英語講師LadyGreenのブログ。現在、翻訳スクール通学中。留学経験なしでどこまで英語力を上げられるか、よりナチュラルな英語を目指して今も修行中。

翻訳コンテストの結果

去年の秋ごろ、JATの翻訳コンテストに応募してみたのですが、
その結果が発表となりました。
残念ながら落選・・・。ま、仕方ないですね。
そんなに世の中甘くはないぜってことですね。


でも、非常に勉強になりました。
自分がファイナリストに入るかどうかということよりも
まずは参加してみること、そして入選者の訳文や講評を見て勉強すること、
ここが重要かなと思っていたので、
今回はこれでいいんじゃないかと思います。


さっそく入選者の訳文を読んでみました。
それぞれに個性があって面白いですね。
読みながら、こんな風に訳すのか!と思ったり、勉強になります。
自分の訳文と比較してみながら、自分の至らないところを分析してみました。
そして、入選された5人の方たちの中でも、
1位の方(最後からふたつめの訳文)、2位の方(最後の訳文)
の訳文を特によく読んで、なぜこの人たちが選ばれたのかを考えてみました。


まだ講評が出ていないので、何ともいえない部分もあると思うのですが、
やはり全体的な完成度が高いという気がします。
読みやすい日本語になっていること、
専門用語をちゃんと理解できていること、
誤訳がないこと。


英文の解釈については、5人のファイナリストの中でも若干違っているところがありました。
自分の訳文と比較してみながら「あれ?そう解釈する?」と思うところが何点かありました。
どの解釈が正解なのかはまだわかりませんが、
1・2位の方が正解とすれば、私の英文解釈は間違っていないということになりそうです。


自分の訳文とファイナリスト達の訳文とを比較してみて自己分析してみると


英文の意味はちゃんと取れているよう
日本語をもっと読みやすくできそう
調査不足(専門知識が足りてない)で専門用語がちゃんと訳せていない
ケアレスミスがある(最後の方で「 」抜けがあった)


という感じでしょうか。


しかし、ちょっと自分に甘いかもしれませんが
とんでもなく出来てないってことはなさそうです。
でもちょっと何か足りないねって感じでしょうか。
このちょっとが重要なのかもしれませんが。


趣味の学習として翻訳するのと、仕事として翻訳をするのでは、
重要になってくるポイントが違ってくるという気がします。
仕事の場合はやっぱり商品性というのが大事になってくるので
全体としてのまとまり感とか統一性とかそういったことも重要かと思います。
クライアントによっても求めることが違うでしょうし。


仕事として翻訳をしていくとして、今後の私の課題は


読み手を意識した訳文に仕上げること
調査力(もしくは専門知識)をつけること
ケアレスミスをなくすこと



といったところじゃないでしょうか。
入選者の訳を読んでいて感心させられたのが
固有名詞を訳した後に括弧して元の英語の表記も入れていたり
華氏を摂氏に直して訳していたり
そういったちょっとした心配り。
これが出来るかどうかということが翻訳の質につながっていくようにも思います。
ケアレスミスはやっぱあかんよね~。もっと見直ししないとな~。


とりあえず日本語に訳す、というのではなく、
質の高い翻訳を出来るようになればいいのだけど。


また講評が出たら改めて勉強させてもらおうと思います。
落選しましたが、やってみて良かったです。
お勧めしてくれたShiraさんありがとうございました!


ちなみに私の訳文はこんな感じです。
ちょっとお手並み拝見、と読んでみたろか~という方はどうぞ!
たくさんあら探しできると思いますよ。

コロラド州における将来の気温変化と降水量変化


西部水アセスメントとコロラド州節水委員会が発表したコロラド州における気候変動に関する新しい報告書によると、コロラド州における今後の降水量変化について不確かな点はあるが、気温が上昇するにつれて、水資源を管理するための重大な課題に直面するであろうことは明らかだ。

報告に際して、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の最新の報告書で示された全ての地球規模の気候モデルである、37の気候モデル予測が研究者たちによって検討され、アメリカ西部一帯で2050年までに年間の気温と降水量がどのように変化する可能性があるかが調査された。上の図に示されている降水量は、気候モデル製作者がRCP4.5と呼ぶ中程度の温室効果ガス排出量シナリオに基づいている。このシナリオでは年間の温室効果ガス排出量は2040年に最大となり、その後排出を制限する環境政策により、2100年までの間に減少すると想定している。

上列1つ目の図は2050年までに年間気温がどのように変化するかを予測したもので、37の気候モデル予測全てを平均したものである。2つ目、3つ目の図は、コロラド州全体の変化に関して、モデル予測のうち最も高い20パーセントと最も低い20パーセントを平均した年間の気候変動予測を示している。どのモデルも今後気温が上昇することを示しており、1971年から2000年にかけての気温を基準値として、2050年までに州全体で年間気温は華氏2.5度から5度の割合で上昇すると予測されている。気温が2度上昇すれば、2050年におけるデンバーの気温はコロラド州南部の都市であるプエブロの現在の気温に近くなる。高排出量シナリオ(RCP8.5)においては、コロラド州の気温上昇予測は、今世紀中ごろまでに華氏6.5度の上昇にまでなり、そうなればデンバーの気温は現在のニューメキシコ州アルバカーキの気温に近くなる。

コロラド州の今後の降水量モデルに関しては意見が一致しておらず、2列目の画像に示されている通りだ。予測モデルは、今後コロラド州の降水量は増加する、減少する、または現在とあまり変わらない、という意見に分かれている。今世紀中ごろまでに5パーセント減少するというものから6パーセント増加するというものまで、幅広い予測結果が示されている。降水量が減少する危険性は州南部においてより高くなっている。

降水量予測が不確かであることを考えると、コロラド川の水の将来に備えることは困難なことに思えるかもしれない。しかし、たとえ不確かで不完全であっても今手元にある将来の気候予測を利用することは、「より良い予測」をただ待ちわびているより、水管理者にとって有益であるだろう。

「我々は温暖化が今後も続くことを強く確信している。温暖化のみでも水文学と水資源に影響があり、特に現在進行中の雪解けと表面流去のタイミングが早まる傾向は今後も続くと考えられる」、と報告書作成者たちは述べている。年間降水量とコロラド川への流水量の予測はさらに不確かで、多くの場合においてその平均量はほとんど変化がないか全く変化がないと示されている。しかしこれを「変化なし」のシナリオと解釈するべきではない。将来水がどうなっていくかに関して幅広い可能性があるのだと解釈するべきで、州の水システムに深刻な問題が発生する可能性もある。

今後降水量が増えたとしても、より暖かくなった大気が州の雪塊、土壌、作物、その他植物から奪い去る水分量の方が多く、スキーをする人や農業従事者、都市にもたらされる恩恵を相殺する可能性がある。さらに、気温の上昇により、熱波や山火事、干ばつの頻度が増加し深刻さが増大することが予測され、過去30年間に渡ってすでに観測されている傾向は今後も継続することとなるだろう。
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Comments

翻訳

lady green さん、こんにちは。
得るものがあったようでなによりです。

自分の書いたものを点検するのは難しいですね。どうしても思い込みがありますから…。

それでも、読み手はその文章を必要としていて原文を読まないのですから、翻訳者の責任は重大ですね。

2015.02.20(Fri) 21:48       Shira さん   #bT/tHvaU  URL       

Re: 翻訳

Shiraさん

ご無沙汰しておりますが、ブログいつも拝見しています。

自分の英語を自分でチェックするっていうのはなかなか難しいですね。
自己学習だけだと、自分で自分を評価するしかないので、独りよがりになってしまったり。
翻訳クラス受講したのも、客観的な評価が欲しかったから。
継続して通うのはちょっと難しそうですが、半年だけでも行ってみて良かったと思っています。

コンテストも、よい勉強になるので、また受けてみたいです。
ただ、やっぱり専門的なものは難しいなぁ。方向性を模索中です。

2015.02.22(Sun) 14:39       lady green さん   #-  URL       

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