Lady Green English Salon

英語講師LadyGreenのブログ。現在、翻訳スクール通学中。英語のことを中心に、色々と書き綴っています。

言葉へのこだわり 

最近そういえば翻訳やってないな~と思い、
ネットでエコノミストの記事をひとつ適当に選んで訳してみました。
短めのものです。ワードカウントしたら530ワード位でした。
とりあえず、3時間位で仕上げることを目安に取り組んでみる。


翻訳しているとなんかとても懐かしい感覚を取り戻すような感じがしました。
去年の今頃、インターの翻訳クラス受講していたんだよなぁ。
あの時は毎週こうやって課題に取り組んでいたなぁ、と。


まずは、記事をプリントアウトしてざっと目を通します。
2回位読んでみる。それから知らない単語を調べる。
全体の論旨や展開がわかったら、日本語への置き換え作業(要するに翻訳作業)を開始。


「英文を読む」ということと「英文を翻訳する」ということは別のものだなと改めて思いました。
英文読解力があるということと翻訳力とはやっぱりちょっと違いますね。
読解できていないと当然翻訳は出来ないんですが、
読解が出来ていても必ずしもいい訳が出来るわけではない。
いい訳が出来るようになるには、やっぱり「訳す」練習をしないとだめですね。


こうやって翻訳をしていると、去年授業で先生に言われたことがよみがえってきます。
主語と動詞ちゃんと一致している?流れはおかしくない?
ケアレスミス注意して。数字間違ってないか確認して。
翻訳した日本語は音読してみるといいんですよ。


あぁ~、なんかほんとにめっちゃ懐かしい。
もう本当に先生の声が聞こえてくるような気さえする。
私はちょこちょこケアレスミスして、数字の単位読み違えたりして
あちゃーってなってたんですけど(笑)


しばらく翻訳していないと感覚を忘れそうになるんですが
いざこうして訳しはじめると感覚が戻ってくるような気がします。
そして、レッスンでの記憶がまざまざと戻ってくる。
あの時の情景が再び目に見えるかのように。
フラッシュバックってこういうのを言うんだろうか?
ライブ感覚で戻ってくるんですよね。
そして、なんかちょっと切なくなったりして。
だって、ものすごく楽しかったんですもん。
毎週授業に行くのが楽しみでした。
そして終わるのが寂しかった(涙)


先生元気にしてるかな~。
ご退職だって言ってたので、もう先生の授業受ける事はないんだよな。
でも、すごく良くしていただいたので、ご恩返しのためにも立派な翻訳者になりたいな。
できれば、デビューしました~と報告できたらいいんだけどな。


先生には翻訳のスキルや知識だけではなく、
それ以上のものを頂いたという気がしています。
しばらく翻訳から離れていても、時々先生のことを思い出します。
そして、やっぱりまた翻訳やろう、という気になります。


先生の存在っていうのはものすごく大きいですね。
先生が生徒に与える影響ってものすごく大きいですね。
ただ知識やスキルを教えるのではない心のこもった指導というのは
生徒に力を与え、そしてまた力を引き出しもするのではないか。
そういう先生に出会えたことを幸せと思うと同時に
自分もまたそんな風に「知識やスキル以上のもの」を与えられる教師でありたいと思います。


さて、翻訳の話ですが、やはりこうしてたまに翻訳することで
気持ちがちょっと引き締まるような気がします。
普段洋書を読んだり英文記事を読んだりしている時は
ついただ読み流してしまうことが多いのですが
こうしてちゃんと翻訳してみると、より内容を深く理解しようと努力します。
そして、日本語の表現にもよりセンシティブになります。


英日翻訳は本当に、日本語力が大切です。
情報を正確に伝えること、しかもわかりやすく伝えること。
そして、出来れば全体として、ひとつのリズムがあるような訳文に出来ればいい。


「翻訳を勉強してる」と言うと、よく「通訳じゃなくて?」と聞かれます。
英会話講師をしているので余計にそう思われるのだと思います。
通訳よりも翻訳を選んだのは、体力的なこともあるけれど、
それだけではなくて、「表現へのこだわり」というのが私の中にあるのだと思います。
日本語も英語も、言葉遣いにこだわってみたい。
ただ情報を伝えるだけではなくて、より心に届く伝達をしたい。
言葉っていうのは、すごくパワーがあるのです。
言霊っていうくらいですから。
使う言葉を丁寧に選んで、日本語から英語
英語から日本語の世界への橋渡しをしていきたい。


たぶん私は言葉を使って何かを表現することが好きなんだと思うな。
だからブログもずっと続いている。
ブログでは自分が書きたいことを書き、
伝えたいことを伝えている。
それは私の言葉、私の思いです。そういうのも好き。
翻訳は、誰かの思いを伝えることです。
もしくは必要な情報を伝達すること。
書き手の思いを読み取らなければいけません。
誰に向けて書いてるのか。何の目的で書いているのか。
どんな思いが込められているのか。
そんなことを考えながら使う言葉を選んでいく。


そういった翻訳のプロセスが、私は好きなんだと思うな。


まぁ、実際は納期なんかもあって、そんなじっくり考えてられないことも多いんだろうけど。
っていうか、数字の単位間違ってたらアカンし(笑)
表現うんぬんって言う以前の問題ですね。


また時々は翻訳してみて、翻訳力も磨いていかなアカンなぁ。








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